ハーレーのモデルごとの特徴について

特徴

ハーレーには様々なモデルが存在し、それぞれが独自のデザイン性と乗り心地で人気を博しています。操縦性と軽めの車体で乗りやすいスポーツスター、大排気量のソフテイルやダイナ、初めての水冷マシンとしてラインナップに加えられたVRSCなどがあります。その中でも、一般的なハーレーのイメージを受け継ぐ伝統的なモデルがツーリングファミリーです。

その名称の通り、長距離のツーリングに使用することを目的に開発されているのが特徴です。ツーリングで1日に何百キロと走行してもライダーが快適に過ごせるよう、体に負担がかかりにくい装備が充実しています。走行風はライダーの体力を徐々に奪っていきますが、ツーリングに装備された大き目のウインドシールドが風を阻んでくれます。また、旅に必要な道具を積載できるようサドルバッグはたっぷりとした容量が用意されています。デザインは王道のハーレーそのもので、堂々とした迫力と安定感が魅力です。

長い歴史を持つツーリングは時代を重ねても高い人気を誇ります。これまで何度も改良を行ってきたツーリングファミリーですが、デザインやタイヤのサイズに大きな変更は加えられていません。しかし使い勝手の良さは改良を重ねるごとに増していき、特にオーディオは新しいものほど現在の状況に適した種類に変更されています。

時代に合わせた進化を遂げながら、クラシカルな見た目には大きな変化を感じさせず、古き良きハーレーのイメージそのままを残しています。